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iPhone6の販売開始直後はキャリア版iPhone6の買取価格は5万円前半とiPhone5sの時と比較すると低い買取価格となっていました。
※iPhone5sの販売当初は定価を超える買取金額でした。
この原因として考えられるのが国内でSIMフリー版iPhone6がAppleで販売開始した事で、人気がそちらに集中したためだと思われます。現に、SIMフリーのiPhone6を求めて販売当初はApple直営店に並ぶ中国業者の方々がテレビで話題になるほどでした。
SIMフリー版iPhone6は購入価格よりも高値で買取されていました。そういう事もあり、キャリア版のiPhone6は人気がなかったのか買取価格はiPhone5sの時と比較すると低くなっていました。
中国でのiPhone6販売が契機
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しかし、10月中旬以降、買取価格が上昇してきました。
その要因が中国でiPhoneが販売された事が影響していると言われており、以下の2つが要因との事。
- 中国版iPhone6は高い
- 中国版iPhone6はFacetimeが制限
これらを解説します。
中国版iPhone6は高い
まずは中国版iPhone6の定価は5288元。日本円にすると10万程するらしいです!
iPhone6、中国は日本より3割強高く 価格を発表:朝日新聞デジタル
ここからさらに17%もの税金が掛けかれると言う事でこれに比べると定価7万程で販売している日本のiPhone6が多少高くなったとしても中国版iPhone6よりも全然安くなります。
中国版iPhone6はFacetimeが制限
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中国版iPhone6にはFaceTimeが使えないように制限されているようです。SIMの回線で通話ではなくてWi-Fiのネットワークを使用する事で無料で通話できるので、中国の各キャリアがこれを嫌ったと言われており、制限をかけたという噂です。日本でもカメラのシャッター音が必ず鳴るようになっているようなもんなんでしょうね。
最後に
円安も影響してそうです。9月、10月にも緩やかに円安が進んでいましたが、11月に入ってから日銀の政策で円安が急速に進行しました。それもあって今は日本で売られている商品が安く購入する事ができ、これはiPhone6の購入も例外ではないです。
上記2つの要因と円安という要因が相まって、日本版iPhone6/iPhone6 plusの需要が高まり、ジワジワ買取金額が上がっています。
去年までは中国でiPhoneが販売開始されていなかったので日本でMNPの場合、0円で売られるような状況でも中国での買い手があったので高い買取金額が付いていました。それが中国でiPhoneが販売開始されるともう高値で買取などしないだろうなと思っていたのですがまさか、今回のような理由で買取金額が上がるとは思いもしなかったですね!