総務省が「携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドライン」について公表しているので、今日はそのことを記事にしたいと思います。
キャッシュバック全盛期の時代
6年ほど前はMNPによるキャッシュバックがとても良かった時期がありましたよね、MNPだと スマートフォンが一括0円+キャッシュバックを貰える時期がありました。 このブログの初期の頃はそんな記事を良く書きましたよ。

ほんと古き良き時代だったと思います
- スマートフォンの端末価格が一括0円
- 4、5万円のキャッシュバックまで貰える
- さらに、一括0円で手に入れた端末が不要であれば売却して現金化
というまさにウハウハな時代でした。
キャッシュバックの終焉
そんな良い時代が長く続くわけもなく
- 2015年頃から各キャリアがMNPに関するルールを厳しくした事で短期間での繰り返しMNPが出来なくなる
- 2017年頃にはお国からの圧力により20,000円以上のキャッシュバックが禁止
されたことによりキャッシュバック全盛期の時代は完全に終わりました。
引き止めポイントも今後は禁止対象の新たなガイドライン
そんなキャッシュバック全盛期を終わらせた総務省ですが次は引き止めポイントも禁止しようとしています 携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドラインの改正案を公表していますがこの改正案によると改正案では携帯電話市場の競争促進を目的のため
- MNPの手続きをより簡略化
- 手数料の原則無料化
- 他社への乗り換えの引き止め禁止
などの内容が盛り込まれてます。 MNPの手続きが簡単になったり手数料が無料化は喜んで良いですが引き止めも禁止される事が明記されています。
つまり、引き止めポイントを付与する事が禁止となります。
引き止めポイントとは
通称コジポと呼ばれている引き止めポイントですがMNP予約番号を発行する際に乗り換えをしない代わりにキャリアから付与されるポイントの事を言います。こんなやりとりで引き留めポイントは貰えました。
という感じで貰えたポイントになります。私も一度貰った事があります
この引き止めポイントも新たな総務省のガイドラインでは禁止と明記されています
※参考:総務省サイト
新たなガイドラインの適用開始日は2021年4月1日から
今、公表されているガイドラインはまだ意見を募集しているところの改正「案」になります。 そのため、まだ現時点で確定事項ではないものの恐らく2021年4月1日からこの内容がそのまま確定するものと思っています。 なので、引き止めポイントを貰えるのは今しかないですね