スマホを購入する際の頭金。
android端末を購入する際にはこれまで頭金と称して本体代金とは別に5,000円〜8,000円の金額を徴収されてきた人が多かったはずです。
これまではandroid端末のみでしたが、最近はiPhoneにもこの頭金を適用しているショップが多くなってきてるようです。
頭金だけど頭金ではない
スマホを購入する時に発生する頭金って頭金じゃないんですよねー、頭金ってのは本体代金の一部として本来は支払われるものですよね。
なので、例えば80,000円のスマホを購入して頭金を8,000円支払いすれば残りの本体代金は72,000円になるはずです。
しかし、スマホの頭金は、支払いをしたとしても本体代金に一切含まれていません。
とてもおかしい制度ですよね。
一般的な頭金は最初に出費をしてその分、その後に支払われる金額の負担が少なくなる事を頭金って呼んでいますが、どうも、スマホに関してはこの一般的な考えが該当しないようです。
ただ意味不明な金額を余計に支払う事になるのがスマホの頭金です(^_^;)
そんな頭金がこれまでは、android端末限定でiPhoneには適用されて来なかったのが最近はiPhoneにも適用されるとチラホラ聞くようになりました!
これも総務省のせい?!
このiPhone頭金問題ですが、総務省のせいではないかと個人的には思ってます。
というのも、このブログを以前から読んでもらってる方はわかると思いますが、2015年頃までは、実質0円、一括0円、キャッシュバックなど、MNPや新規契約が優遇されておりました。
私もこの優遇をうまく利用させてもらってきた身でありますが、長期ユーザーなどの既存ユーザーからの批判が強かったですよね。
そう言った批判の声が強くなって、MNP優遇を禁止したのが総務省でした。
スマホの通信料を安くする事を条件として、キャリア側では、キャッシュバック、一括0円などの施策をしなくなりました。
これにより、これまでキャリア間を繰り返し行ったり来たりしている人は全く旨味がなくなり、こういった行為をする人が激減。
キャリア側としては端末を適正価格で販売出来るようになったので、これで良かったのですが、これに困ったのが、ショップや代理店側でした。
MNPで新規契約を増やす事で、キャリアから成果報酬を受け取っていたので、MNPを繰り返す人はショップ、代理店側では大歓迎な存在だったはず。
MNPを繰り返す人とショップ、代理店側は実はWIN-WINの関係だったんですね。
なので、
MNPを繰り返す人が激減
↓
ショップ、代理店側も契約数が取れず利益減少
↓
経営状況悪化
↓
iPhoneからも頭金を取ろう
こんな感じで、iPhone頭金問題は結局は総務省のせいで、発生したのではと個人的には思ってます。
iPhoneなら売れるし、頭金も取りやすいでしょうしね。
最後に
iPhone 8/iPhone 8 Plusの販売が控えてますが、今回からよりこの頭金を取るショップが増えるのではないかと想定してます。
しかし、総務省はユーザー側の利益はしっかり規制したのにキャリア側の通信料削減をしていない事を見ないふりをしてるのは納得出来ないですよね。